貴石

カルセドニー

石英の細かな結晶が網目状に集まった鉱物であるブルーカルセドニーは、そのまろやかなニュアンスと半透明の色合いで、調和や平穏を思わせる石です。ヴァン クリーフ&アーペルにおいて、カルセドニーはまずアルハンブラ コレクションで登場し、メゾンを象徴する四つ葉のクローバーに魅力と輝きを与えました。

カルセドニーは、グレーから深いブルー、さらにはラベンダーカラー、そして時に白い縞を持つこともあるその豊かな色が特徴です。

 

カルセドニーの語源は、現在のトルコに位置する古代都市カルセドン(Chalcedon)を意味するギリシャ語の“khalkedon(カルケドン)”とされています。石の彫刻師に珍重されたカルセドニーは、グレーから深いブルー、さらにはラベンダーカラー、そして時に白い縞を持つこともあるその豊かな色が特徴です。

ヴァン クリーフ&アーペルは、色味の強さと繊細なカラーグラデーションで独特の存在感を誇るナミビア産のカルセドニーを主に使用しています。

 

 

カルセドニーは、比較的硬度が高くお手入れが簡単な石ですが、その美しさを維持するためにメゾンでは下記のようなお手入れをご案内いたします。

石の輝きを守り、擦り傷を避けるために、内側に布が張られたジュエリーケースで他のジュエリーとは触れないように保管するのが理想的です。衝撃により石がダメージを受けることがありますので、運動中は作品の着用を避けることをお勧めします。

化学製品や研磨剤も、石の輝きを損なうことがあります。香水、ローション、手指除菌ジェルなどの製品には石が触れないようにすることをお勧めします。

中性洗剤を溶かした水に浸した柔らかい毛のブラシを使って汚れを落とし、柔らかい布で水気を拭き取ってください。